「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(3)

2018年5月31日

この記事は「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(2)マネーセミナー レポート:1日目(A先生)
の続きです。

画像が暗くて申し訳ありません。。。

前回同様、長いです。^^;
概要は目次をごらんくださいませ。感想などは最後に書いてあります。

2日間の感想まとめが読みたい方はこちら↓
「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(終)マネーセミナー レポート:2日間参加した後の感想まとめ

マネーセミナー レポート:2日目(B先生)

セミナー内容

皆さんはどうお考えですか?

以下のチェック項目に○△×でチェックをつけました。

  1. 欲しいもの、やりたいことがたくさんある
  2. 将来の人生のことをちゃんと考えたことがある
  3. 老後のことを思うと不安になる
  4. 老後 年金をつから、どの位受け取れるか知っている
  5. 老後の資金準備をすでに始めている
  6. お金は銀行、郵便局に預けるのが一番安心できる
  7. 資産運用は怖いので、やったことはない
  8. 運用リスクを減らすことが出来るのなら、運用をやってもいいと思う
  9. うまくお金を貯める方法を知りたい
  10. お金のことを相談できる人がいる

コメント@とある

このチェックは提出しません^^

現状の自分について、振り返ることができました。

(上の画像で私の○×が見えてしまっていますね。汗)

将来のお金のことを考えてみましょう

これから必要なお金を30個ぐらい書き出してみる

したい事・必要な事
時期
予算

コメント@とある

引越し、仕事の設備、ペットを飼う、自転車を買い替え…

私は4個しか書き出せませんでした…。

「ライフプラン」づくりで自分と向き合う

平均的なライフプランの収入と支出のラインはこんな感じ…らしいです。
支出ライン(赤線)が飛び出している箇所は、住宅や車、教育資金でお金がかかるから、との事。
60歳からセカンドライフになります。

ライフプラン例 現状を分析すると…

B先生は、ご相談に見えたお客様から将来やりたいことをヒアリングし、
「家計収支グラフ」と「貯蓄残高グラフ」を出して分析をされるそうです。

グラフの項目には
夢プラン、結婚関連費用、教育関連費用、住宅関連費用、生活費、収入などの項目がありました。
「貯蓄残高グラフ」のピンク部分は赤字です。

将来 資金不足が予想されたら…

どんな対策が必要か?

3つの対策

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 賢い資産管理をする

ライフプラン例 改善策を検討すると…

先ほどの例の改善案です。
この辺りで奥さんがパートに出て働くと、夢プランのこれは無理だけど、ここまでは実現できますよ、というアドバイスをした、という事例を紹介されました。

パート収入は月5万円ですが、外で働くとその分お金も出ていくので、半分は奥さんのおこずかいとします。家計に入れるお金は2.5万円でここまで改善しますよ。という例でした。
「貯蓄残高グラフ」も黒字の上の方で推移しています。

コメント@とある

2.5万円でずいぶん改善されるものなんですね。やっぱり収入を増やすって、すごい効果なんだなぁ…。

老後の支出にはどのようなものがあるのか?

老後の支出…夫婦2人で27万円(独身なら20万円

  • 食料:59,000円
  • 住居:14,000円
  • 光熱・水道:20,200円
  • 家具・家事用品:9,100円
  • 被服および履物:7,000円
  • 保険医療:15,300円 ←※老後は増えます。
  • 交通・通信:27,000円
  • 教養娯楽:26,400円
  • その他の消費支出:61,400円
  • 非消費支出(税金等):30,000円

コメント@とある

「住居:14,000円」…。持ち家でない私は、ここをもう少しみておかないと、と思います。

老後の収入 年金のしくみ

このあたり、どんな説明があったのか忘れました。。。すみません。

コメント@とある

図には「個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」」の記載がないけど、少し古いのかな?口頭で説明があったかもしれませんが、この辺りきれいさっぱり忘れています。^^;

年金はいくらもらえるのでしょうか?

  • 厚生年金(国民年金を含む)…男性は約15.5万円/月、女性は約12~13万円/月
  • 国民年金…約6.5万円/月(厚生年金に少し加入したケースだと1~1.5万円ぐらいの上乗せ)

※年金の支給開始は、65歳から
※加入年数、収入によって金額は変わります

自分がいくらもらえるのか、ねんきん定期便をチェックしましょう。
去年と今年を見比べましょう。
まだ50歳になっていない方は、記載されている年金額が低くても気にしなくてOK。50歳以降に具体的な支給見込額が記載されます。

いまから定年までに貯めるべき金額は?

【リタイア後の総支出】-【リタイア後の総収入】=【必要準備額】

【リタイア後の総支出】=【日常生活費(27万円/月)】+【一時支出(総額2~3千万円)】
【日常生活費】…基本生活費、趣味・生きがい費用、社会保険料、税金
【一時支出】…リフォーム、旅行、マイカー、子供への援助、など

老後、資産が1千万円を切らないようにしましょう。

老後資金を貯めるには?

60歳までに1,000万円のお金をためるには、毎月いくら必要でしょうか?

  • 30歳スタート…毎月約2.4万円 支払額合計864万円
  • 40歳スタート…毎月約3.8万円 支払額合計912万円
  • 50歳スタート…毎月約8.0万円 支払額合計960万円

30歳から65歳まで 毎月5万円積立の場合(35年間の運用)

  • 0%運用…2,100万円
  • 0.1%運用…2,137万円
  • 3.5%運用…4,111万円

利息なしと3.5%運用では結果がも違います。
長期で金利が高いとパフォーマンスが良い結果に。

家計の金融資産構成 日米ユーロ比較

  • 日本…現預金:52.3%、債券:4.3%、株式・投資信託等:13.6%、保険・年金:29.8%
  • 米国…現預金:13.9%、債券:7.9%、株式・投資信託等:46.1%、保険・年金:32.1%
  • ユーロエリア…現預金:34.6%、債券:6.3%、株式・投資信託等:24.9%、保険・年金:34.2%

老後はどこから収入を得ているか?

  • 日本…公的年金等:69.9%、私的年金・個人年金:4.8%、資産からの収入:5.8%、労働:19.5%
  • 米国…社会保障給付:42.5%、私的年金・個人年金:14.4%、資産からの収入:19.6%、労働:19.7%、その他:3.8%

コメント@とある

日本は資産の半分が現預金、収入の7割が公的年金…。

諸外国は資産を積極的に投資に回したり、年金(社会保障)以外で収入を得るしくみをもっているんですね。

日米の個人金融資産比較

  • 日本の金融資産…1990年:1017兆円→2016年:1752兆円
  • 米国の金融資産…1990年:1696兆円→2016年:7310兆円(1ドル=100円換算)

26年間で米国の個人金融資産は4倍強、約5,600兆円増加!日米の差はなぜ生まれた??

それは、この差が最大の理由か?

日米の投資信託残高の推移

  • 日本の投資信託残高…1990年:46兆円→2014年:106兆円
  • 米国の金融資産…1990年:94兆円→2014年:1585兆円(1ドル=100円換算)

アメリカは約1500兆円増加!!

リーマンショックの後、アメリカは国を挙げて国民へお金の教育を行ったそうです。国民は投資の知識を身につけ、若いうちから貯金のように投信も買っているのだとか。

金融商品の価格が半分に下がったら?

B先生「みなさんは、ドルコスト平均法というものをご存知ですか?」
心の声@とある「昨日、A先生から習ったやつだ!」

ドルコスト平均法で、架空の金融商品(投資信託)で、金融商品の価格が下がったら、10年後にどのようにな結果になるか?のシミュレーションを行いました。

シミュレーション毎月1万円ずつコツコツと10年間自動引き落として投資を続けました。
開始当時、1万円だった金融商品は、開始した後から下がり続け、7年目にはとうとう2,000円になりました。8年目から回復しだし、10年目には5,000円に戻りました。投資金額は1年で12万円、10年で120万円です。さて、このとき120万円はいくらになっているでしょうか?
次のうち、どれでしょう?A…約72万円
B…約90万円
C…約139万円

答え答えは、Cの約139万円です。

高値づかみしたというイメージでしたが、結局はしっかりと利益を得た!という結果に。ドルコスト平均法の投資はいつ始めてもいいんです。

時間分散「ドルコスト平均法」の考え方

ポイント1:投資とは「量(口数)」を買うこと!
ポイント2:買った量を積み上げていく
投資の成績=量×価格

ドルコスト平均法の鉄則

  1. 中長期(最低10年)…ゆっくり上昇でOK。値下がりは「量」を買い込み力を蓄える時期
  2. 世界に投資…世界経済は今後も成長→世界全体の企業の利益が上昇→株式市場の上昇
  3. すぐ始める…「価格」しか見ていないからタイミングを気にする。「量」の視点を持つ
  4. 強制引去…毎月、決まった額で投資していく。一度仕組みを作れば基本的にほったらかし

海外の人たちは世界株式投資信託を中心にドルコスト平均法をしています。<アメリカでは約7割の世帯!>

コメント@とある

引去(ひきさり)って、聞きなれない言葉なので、調べてみました。この場合、引落しと同意語です。

成長が期待できる資産って?

リーマンショック後、世界の株式市場は拡大成長しています。

人口が増えていく国に投資する。成長率が高い。
世界人口の推移では、アフリカ、アジア(中国・インド)が人口が増えています。

日本は人口が減っている。
1990年の日経平均は4万円でしたが、2015年は2万円です。

経済成長の基本サイクル

人口が増えると…消費拡大→生産拡大→賃金上昇→消費拡大(くりかえし)

成長が期待できる資産って?

投資国を選ぶ基準にも様々あるかと思いますがまずは何と言っても「経済的な国力」。その代表的な指標がGDPです。

国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値の合計額をいい、GDPの伸び率を経済成長率と呼びます

世界のGDPの内訳と推移
24年で約4倍!(1992年から2016年)
2000年頃を境に世界経済の成長速度は3倍になっている。
アメリカ主動。
2000年頃からIT化。
日本はあまり増えていない。

何に投資すればいいの?

たとえばこんな配分で国内株式:海外株式:国内債券:海外債券
=1:1:1:1

一般的に債券と株式は逆の値動きをすることが多いと言われています。
為替の影響も考慮した「国内:外国」の組み合わせが効果的です。

最低、この4つを組み合わせて、毎月投資しましょう。
保険会社の投資信託
証券会社は毎月投資できる商品が少ない。

コメント@とある

セミナーでは保険会社の投資信託をおすすめされました。でも、もちろん自分でも調べてみましょう!

老後資金を貯めるには? 長期分散投資

実際の長期分散投資の例で説明していただきました。
1年保有の場合、一番儲かった人は34.2%プラスになりました。逆に、一番儲からなかった人は、30.3%マイナスです。このブレ幅=リスクです。
(赤の線グラフは、平均値です。)

3年、5年と保有期間が長くなるにつれ、リスクは小さくなり…
10年保有で、一番儲かっていない人でも、元本よりプラスに!

老後資金を作るなら…

縦軸がリスク、横軸がリターンです。

行動
年収の10%を目安に、毎月コツコツ積み立てる!

目標
今の行動が、将来の自分をささえる。
「じぶん年金」づくりで将来を変える

コツコツ投資・長期運用・分散投資なら、「投資信託・DC(確定拠出年金)・変額保険・外貨預金・外貨建て個人年金
銀行に積み立てするより、こちらに積み立てた方がよい。

「株式」は、勉強すれば損なし。タイミングがむずかしい。

コメント@とある

株式は、いまは敷居が高いですが、今後勉強したいです!

投資に回すお金をどこから捻出する?

お金を貯めたいけどたまらない人は…
生活費の中の使途不明金(何となく使ってるお金)を見つける
お金の使い方を見直す(外食・保険の見直しなど)

お金が貯まらない人収入-支出=貯蓄

お金が貯まる人収入-貯蓄=支出

「はじめの一歩」を踏み出すあなたへ

ライフプランを作れば、運用に回せるお金がわかります。

上の方で書いたライフプランを、B先生が無料相談で作ってくださるとのご案内でした。

まとめ:ご自身のライフプランを確認しましょう

家計費の見直し、保険の見直し、資産運用等
自分の対策がわかれば将来の不安は少なくなります。

自分が何をしたいのかを決める。
そのための準備をしていく。

セミナー後

前回と同様に、簡単なアンケートに記入し、B先生への無料個別相談を申し込んで、退出しました。

「無料個別相談」と「日経新聞」のご案内も同様です。

セミナーの雰囲気など

途中休憩の美味しいデザートとコーヒーが嬉しい。デザートは前回と同じです(大好きです)。
B先生もA先生も、休憩中には生徒さん(私たち)に話しかけ、コミュニケーションを取られていました。私も会話しました。^^

感想

前回のA先生とは違う切り口でお金の事を学べました!
内容が似ているところもありますが、講師の方が変われば、説明の角度や内容も変わり、より知識が深まります。
まだまだまだまだ勉強はこれからですが、とても満足してセミナーの会場を後にしました。^^

次回、マネーセミナー レポート:2日間参加した後の感想まとめへ続きます。