マネーセミナーその後:無料個別相談に行ってきた内容とその反省
マネーセミナーのその後、オプションの無料個別相談に行ってきました。
マネーセミナーの記事
「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(1)
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「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(3)
「スクロール 女性のためのマネーセミナー」に参加しました!(終)
内容の前に、私宛の反省です。
- その場で決めない!
- 結論は、何度でも持ち帰ろう。
- 適当な判断は、関わる人に迷惑をかけますよ。
以下、グダグダな内容なので、心に余裕のある方だけお読みください。(- -;
無料個別相談B先生(1回目)
10月某日(火)
相談時間:1時間半ぐらい
相談内容:「老後の資金作り」。ライフプランづくりは、希望しませんでした。
B先生からは、
- アクサ生命「ユニット・リンク」
死亡・高度障害保障と将来の資金を準備できる。 - アクサ生命「アップサイドプラス」
外貨建で、死亡・高度障害保障と将来の資金を準備できる。 - メットライフ生命「サニーガーデンEX」
定期支払コースで、外貨の利息だけをずっと受け取れる。
(B先生からのアドバイス:受け取った利息をさらに運用に回すと良い。)
を提案されました。
また、私が医療保険に入っていないこと、保険料の分は貯金しておいた方がよいと思っていることを伝えると、
- 東京海上日動あんしん生命「がん診断保険R」(診断給付金300万円)
がん保険。保険を使わなかったら、払った保険料が全額戻ってくる。
を提案されました。
保険料が全額戻ってくるなんて!そんな保険があるとは思わなかったので、目から鱗でした。
一旦持ち帰って、不明点などは、次回の相談時に質問することにして、終了しました。
無料個別相談A先生(1回目)
10月某日(水)
相談時間:1時間半ぐらい
相談内容:「老後の資金作り」
A先生からは、
- マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」
外貨建で、将来の資金を準備できる。
を、提案されました。
また、医療保険ではB先生にも提案された(診断給付金が違いますが)
- 東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」(診断給付金100万円)
医療保険(がん以外でもOK)。保険を使わなかったら、払った保険料が全額戻ってくる。
の他、
- オリックス生命「特定疾病保障保険with」
三大疾病の保障・死亡/高度障害保障・老後資金の準備
(保険を使わなければ、保険料全額でなないが、保険料がほぼ返ってくる。例:75歳で解約した場合、94.6%) - チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」
長引きがちなガン治療に安心の保険
を提案されました。
こちらも一旦持ち帰って、不明点などは、次回の相談時に質問することにして、終了しました。
P.S.
A先生がやっている取引の話などもしていただき、興味深かったです。A先生は、トルコリラ、ブラジルレアルを購入しているとの事(いまは安値圏、スワップが高いので)。トルコリラはまだ下がるかもしれない、ということで、どちらか選ぶとしたら、ブラジルレアルの方をおすすめされました。
1回目の個別相談が終わった後の感想
1回目の無料相談の時、B先生にもA先生にも、「iDecoを始めていないので、まずはiDecoで資産運用をやってみたい」と相談してみましたが、B先生からは「まだ収入が低いので、iDecoではあまり節税効果がない。保険でも保険料控除がある。」と言われ、A先生からは「保険で確実な年金を確保してから、投資をやった方がよい」と、保険を勧められました。
その時はそうなのかな…、と思ったのですが、でもやっぱり、まずはiDecoやNISAの枠を使う方が先ではないでしょうか??保険はその後と思うのですが…。でも、マネー初心者の悲しいサガ。反論できませんでした。
やはり、窓口となるファイナンシャルプランナーの先生に手数料が入る保険をすすめられているような気がします。無料相談なので、ある程度は仕方ないですよね。。。
その事をわかった上で、勧められた保険が自分に合っているものなのかどうか?で、判断するべきなのだと思います。
※注:えらそうに言っていますが、この後ほんとうにグダグダです。自分を殴りたい。
この時点で、医療保険は
B先生から提案:東京海上日動あんしん生命「がん診断保険R」(診断給付金300万円)
A先生から提案:東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」(診断給付金100万円)
という状況で、
がん保険は診断給付金を100万円にしてB先生で契約し、医療保険はA先生の提案のとおり診断給付金100万円をA先生で契約しよう、と思っていました。
無料個別相談B先生(2回目)
10月某日(月)
相談時間:1時間半ぐらい
相談内容:提案された保険について質問
- アクサ生命「ユニット・リンク」
とある「死亡・高度障害保険は私には不要なんですが…。掛け捨てになる保障の比率はどのくらいですか?」
B先生「保険会社から情報をもらっていないのでわからないんですよ。」
とある「でも計算すればわかりますよね?」
B先生「そうですね。」
この後、とくに計算してくれませんでした(私も頼みませんでしたが…)。家に帰って自分で計算してみたところ、掛捨ての比率は、20年間の平均で、約31%でした。保険料2万円払うとすると、運用に回るのは1.4万円です。
なのですが、下記のB先生の説明で、私はすっかりその気になってしまい、「ユニット・リンク」を契約すると言ってしまいました。大反省です。。。あとからお断りする事になります。(掛捨ての比率のことはすっかり頭から飛んでいました)
<B先生の説明>
70歳の時点(21年間)で、総支払額504万円に対し、
3%運用の場合、(手数料差し引き後)564万円戻ってくる
6%運用の場合、(手数料差し引き後)805万円戻ってくるドルコスト平均法で、6%運用は大体可能。
- アクサ生命「アップサイドプラス」
- メットライフ生命「サニーガーデンEX」
この時点で「ユニット・リンク」を契約するつもりになっていたので、上記2つの保険は見送りました。(お金に余裕がない!)
- 東京海上日動あんしん生命「がん診断保険R」(診断給付金300万円)
とある「こちら、入りたいんですが、診断給付金100万円のものにしようかと思います。」
B先生「100万円の保障なら、貯金でまかなえますよ。怖いのはがんで仕事ができなくなる事。300万円はあった方が安心。」
とある「なるほど、そうですね。診断給付金300万円の方で加入します。」
というわけで…、この個別相談で「ユニット・リンク」と、「がん診断保険R」(診断給付金300万円)に加入する約束をして、B先生の事務所を後にしました。次回の訪問時に、契約手続き資料を作っておいていただけるとの事でした。B先生、本当に申し訳ございません。この後、お断りするんです。。。。
無料個別相談A先生(2回目)
相談時間:1時間半ぐらい相談内容:提案された保険について質問
- マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」
とある「”保険関係費”の割合はどれぐらいですか?(パンフレットに”一律には記載できない”と書いてあるけど聞いてみた)」
(A先生がこの時なんとおっしゃったか忘れてしまいました。すみません。ただ、割合についてはやはり回答していただけず、保険はみんな手数料がかかるものですよ。といった事をいわれました。)
とある「”保険関係費”は、提案書の”解約返戻金額”から、さらに引かれる費用ですか?」
A先生「“解約返戻金額”は、既に”保険関係費”が引かれた金額です。さらに引かれることはありません。」
とある「一括払プランで割引はありますか?」
A先生「ありません。」
とある「前納プランの割引利率を教えてください。」
A先生「前納されたお金を運用するわけではなく、預かっているだけなので、割引はほとんどありませんよ。2~3年は0円、5年で1,000円程度です。」
A先生の手際の良さ、というか、私の考え無しの結果、この場で
マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」と
東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」(診断給付金100万円)を契約しました。
口約束ではありません。契約です。(なぜすぐ決めてしまうんだろう、自分…。)
その際、A先生から「この保険は、A先生の会社とスクロールさんから、私に紹介したことになっていること」を説明していただきました。また、今後、この保険の窓口はA先生なので、何かあれば、A先生に連絡・相談をすればよいとのことでした。
ついでに、NISA口座開設の為にSBI証券へ口座開設することになり、申込書類をA先生の指導の下、記入しました。申込書類は、A先生の会社にあったものを使用しました。(1人で記入していたら、きっとわからなくてつまずいていたであろう箇所も、A先生の言う通りに書くだけでOKだったので、これはこれで助かりました。)
SBI証券から口座のユーザーネームとパスワードが届いたら、「NISA口座」の申込みと、「ATMカード」の申込みをするよう、A先生から言われ、やり方を教わりました。
その後、SBI証券の口座開設とNISA口座開設は、Webサイトから同時申し込みできる事がわかりました。A先生、この時なぜSBI証券の口座開設だけ書類で先にさせたのか?答えはやっぱり手数料だと思います。書類の「金融商品仲介業者」の欄に、A先生の会社名が記載されていましたので。Webサイトからの申込みでは、A先生の会社経由になりませんもんね…。結局後からまた本人確認書類を送付する事になり、2度手間になりました。
口座開設の申込書類の書き方指導は助かりましたので、説明してくれれば2度手間でも納得したと思うのに。後からわかると、ちょっとモヤモヤします。
2回目の個別相談が終わった後の反省と検討
マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」と
東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」(診断給付金100万円)を契約したが、
考え直す余地はないか?
→もう一回持ち帰って、以下を検討してから契約すればよかった。(が、最終的には、契約したことは納得しています。)
検討したこと
- 掛捨てになる金額の比率
「ユニット・リンク」は、20年の平均が31.4%でした。「こだわり個人年金」は、不明です。最低保障金利が1.5%のため、0%運用の計算ができませんでした。掛捨てになる金額の計算は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。→雑食投資女子rococo*35歳で2000万円貯める!
計算方法
掛捨てになる金額=(支払い保険料の累計-0%運用の解約時の払い戻し金)÷支払い保険料の累計 - どちらがリターンが多いのか?
もらったシミュレーションで、解約払戻金を比較してみました。 「ユニット・リンク」の3%運用と「こだわり個人年金」の2.5%運用を比較すると、「こだわり個人年金」の方が解約払戻金は多い結果に。「ユニット・リンク」は死亡・高度障害保障があるので、やはりそうなりますよね。払戻金を取るか、高度障害保障を取るか…です。なお、「こだわり個人年金」は外貨建てですが、為替レートは現行の1USD=112.79円のまま、為替コストは考慮しないシミュレーションです。(↓クリックで拡大します)
「こだわり個人年金」で納得した理由。
- 既に契約してしまった。断るの大変そう。(←こんな理由で…)
- 何か始めないと、まためんどくさくなってこのまま何もしなさそう(←私の性格上)
- 将来の資産として、外貨を持ちたい。(円安のリスクヘッジ)
- 私の目的はあくまでも「老後の年金作り」なので、死亡・高度障害保障は無くてOK。
- 外国債券で運用してくれる。
- 10年で支払いをストップできる。
- 最低保障利率が1.5%。変動金利なので、将来利率アップも見込める。
- 途中解約はもったいないので、続けられそう。
以下、自問自答です。
でも、「ユニット・リンク」で6%運用できたら、「こだわり個人年金」よりリターンがいいじゃない?死亡・高度障害保障もあればあった方がいいし。
たしかに。6%運用できたら…。ううう。
でも、まずは資金効率のいいiDecoやNisaで6%を目指してみたい!
じゃあ、「こだわり個人年金」を契約する意味あるのかな?
iDecoやNisaの枠を使い切ってから保険を契約した方がよかったんじゃない?
そう、そうなんだけど…。
もう契約してしまったし。いい。もう、やる。iDecoやNisaの枠も使い切る。クーリングオフの文字も頭をかすめたけど、このケースでできるか微妙だし…。10年で支払いストップできるし。それまでは頑張れると思う。
B先生には、「ユニット・リンク」の契約を電話でお断りしました。
次回訪問もお断りしましたので、必然的に「東京海上日動あんしん生命「がん診断保険R」(診断給付金300万円)」もお断りする形になりました。考えが浅はかなため、B先生にはとてもご迷惑をおかけしました。大反省しております。
最後に
というわけで、
- マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」
- 東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」(診断給付金100万円)
を契約いたしました。
グダグダな内容ですが、自身の備忘録のため、今後の戒めのために記録いたしました。
「こだわり個人年金」は、2回目の個別相談の時点で契約せず、一旦持ち帰れば契約しなかったかもしれませんが、やるとなった以上は前向きに、将来の年金が積み上がることを期待しています。
希望としては、この後10年後、20年後にこのブログを読み返して、「やっぱりこの時に契約して良かった!」とガッツポーズをしたいです。
ではでは、お読みいただきありがとうございました。