ロスカットされない為に!資金管理についてまとめてみました。
前回の記事で、「ロスカットされないように、資金管理をしっかりして、続けていきたいと思います。」と書きました。じゃあ、資金管理って、具体的にどうしたらいいのでしょう。
ロスカットされない為に、何を確認するべきなのか、まとめてみました。
どうなったら、ロスカットになるの?
ロスカットルールは、証券会社によって異なりますので、まずは、利用している証券会社のロスカットルールを確認します。
どの証券会社も、大体 以下のロスカットルールが記載されていますが、この2つは同じ意味です。
ロスカットルール
- 純資産額がロスカット基準額を下回ると、ロスカット。
- 証拠金維持率が○%(ロスカット率)以下になると、ロスカット。
ロスカットにならない為に、把握しておく事。
- ロスカット基準額
- 証拠金維持率
- ロスカットされるレート
上記を把握する為に必要な情報
- 建玉必要証拠金…取引単位あたり最低限必要な金額。
- ロスカット率…証券会社のサイトで確認します。
- 純資産額… 受入証拠金+(評価損益+スワップ損益-手数料)
ロスカット基準額を確認する。
ロスカット基準額の計算方法ロスカット基準額= 建玉必要証拠金 × ロスカット率
証拠金維持率を確認する。
証拠金維持率は、証券会社の取引画面などに表示されていますので、そこで確認できます。
ちなみに、計算方法は以下です。
証拠金維持率の計算方法証拠金維持率=純資産額÷建玉必要証拠金×100
ロスカットされるレートを確認する。
ロスカットされるレートの計算方法
- 買いの場合
ロスカットされるレート=Bid-((純資産額-ロスカット基準額)÷建玉数量) - 売りの場合
ロスカットされるレート=Ask-((純資産額-ロスカット基準額)÷建玉数量)
全部やらなきゃだめ?
上記の計算って、結構大変です…。それに、複数の通貨で取引していると、正確な計算もできません。証拠金維持率のチェックだけでいいんじゃないのかな~。…と、つい考えてしまいますが、やはり、それだけではだめです!
証拠金維持率はあくまで目安なんです。レバレッジが高いと、少しのレート変動で、あっというまにロスカット…なんて事になりかねません。
どれだけレートが動いたら純資産額がロスカット基準を下回ってしまうのか、計算し、把握する事はとても大事です。
レバレッジって何?
レバレッジとは
自己資金以上の取引ができる仕組みです。自己資金の2倍の取引をする事を「レバレッジ2倍」といいます。
レバレッジの計算方法
レバレッジ=(通貨ペアの評価レート×取引数量)÷口座への預け入れ資金 です。
安全な証拠金維持率目安は?
私がFX積立をしているマネーパートナーズでロスカットになる証拠金維持率は40%なので、証拠金維持率が200%以上あれば、すぐにロスカットになる心配はないと考えています。投資に絶対はありませんが、一つの目安にしています。
ただし、自分の取引ルール(取引数量や損切り等)や証券会社のロスカットルール(証拠金維持率が何%でロスカットになるのか)によって変わりますので、どの人にも当てはまる目安ではありません。
自分の取引ルールにあった安全圏の目安を私もまだ追及中です。
またいつか、続きます。笑
本日もお読みいただき、ありがとうございました。